2007年6月17日日曜日

トラスティベルの感想

 先日発売されたXbox360ソフト「トラスティベル」の感想を書いておきます。
 ちなみにジャンルはRPGで、税込み7,329円です。

アクションがいい感じ


 トラスティベルの戦闘は半リアルタイムなアクションになってまして、それがなかなかいい感じなんです。
 意外と距離感がつかめなくて、攻撃や回復に失敗したり。
 タイミングが合わなくて防御できなかったり。
 だからこそ、逆に攻撃や防御がドンピシャで決まった時に楽しい!

 あまりゲームとは関係ないけど、戦闘に突入した時のキャラのセリフが楽しすぎる。
 特にアレグレットの「どこのどいつだ!はったおすぞ!」にはシビレた。

ショパンがいい感じ


 このゲーム、ショパンが題材になっています。
 物語の舞台がショパンが死ぬ間際に見ている夢の中ですから。
 ゲームの合間合間でショパンのピアノ曲が流れるんですが、これまた・・・絶妙というか、ゲームのテンポをぶった切ってるというか、作曲された当時のショパンについて解説付きで曲が流れます。
 どこのNHKだよ。
 イベントシーンでショパンの曲を使えば良いのに。
 でも、ショパンの中でも有名な名曲ばかりなんで、曲自体には文句のつけようがないですよ。

バグ?


 戦闘中にモンスターをカメラで撮影して、撮った写真を街で売る・・・っていうシステムがあります。
 で、その写真、売ると大体一枚1,000G~8,000Gぐらいで引き取ってくれるんですけど・・・。
 ずいぶん高額じゃね?
 剣が一本1,000Gぐらいで、薬草的なアイテムをもてるだけ(99個)買っても30,000Gぐらい。
 これってバグじゃないかなー。
 最大で12枚撮れますが、仮に5,000Gだと12枚で60,000Gになっちゃいます。
 もうお金には全然困らないというか、やっと「くさりがま」ゲットだぜ的な喜びがないというか、あっという間に大金持ちなんですけど。
 この状況で「花封薬が売れなくて・・・」(ポルカさん談)とか「パンが高すぎて盗むしかない」(アレグレットさん、ビートくん談)とか言われても説得力がないですよね。

総評


 映像美とモデリングの質、音楽の綺麗さ(ショパン楽曲以外も含めて)、戦闘システムのできばえなどなど、かなり出来が良いです。
 ゲーム中、お金に困ることもないし。
 マジでオススメ。